2008年06月29日
耐震強度の基礎
先日の宮城県での地震で改めて地震の脅威を見せられましたね。
最近では、地震のニュースをよく耳にします。
自分の家が本当に地震に耐えられるか心配ですね。
更に・・・
今の日本の住宅では半数以上が「既存不適格住宅」と言われています・・・
既存不適格住宅とは???
現在の建築基準法では耐震強度の問題は厳密になり
大規模な地震でも耐えられる構造となっていますが・・・
昔の住宅(特に1981年以前)の住宅は
現在の建築基準法の改正前の構造なので
大規模な地震に耐えられません。
実際に・・・新潟の中越地震の時に被災地を見に行ったら・・・
倒壊している建物のほとんどが古い建物で
新しい建物はほとんど無傷に近かったです。
ということで、今現在政府の方針としても
耐震補強のリフォームを進めています。
今回は増築の物件ですが・・・
やはり、耐震強度を建築基準法に適合させなくてはいけません。
まずは、住宅の基礎の部分です。
ただ、知っていますか??
建物の基礎は主要構造部分ではないことを・・・
建築基準法では「構造耐力上主要な部分」とされています。
ということは、構造の耐久性や強度が重要になってきます。

鉄筋の写真
さらに重要な部分が鉄筋です。
耐震強度偽装の問題ではこの鉄筋の量が問題とされたのです。

鉄筋の継ぎ手
見るからに複雑な感じですよね。
しかし、これらは決まった間隔や太さなどで形成されています。
基本的な事項を紹介します・・・
鉄筋の継ぎ手部分は・・・
鉄筋の太さの40倍重ねないといけません。
この鉄筋の太さは10ミリなので40倍の400ミリの重なりがないといけませんね。

鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さ
鉄筋にコンクリートがどれくらいかぶっていなければならないということです。
これは場所によって異なりますが・・・
土に面する部分・・つまり湿気が多い可能性がある場所には
より多くの厚さのコンクリートを施工しなくてはなりません。

建物の外周部分
基礎の形状は「べた基礎」と言われる形状です。
構造耐力の大きな構造です。
そこで、鉄筋は決められた間隔で配置されなくてはいけません。
単に鉄筋を太くしたり、多くすることは逆に強度が下がることもあります。
コンクリートと鉄筋の量はバランスが一番大切なのです。
これらのことを考えて住宅の基礎部分は設計されます。
新築・増改築・耐震リフォームのお問い合わせはこちらへ・・・
アールプランHP・お問い合わせフォーム
最近では、地震のニュースをよく耳にします。
自分の家が本当に地震に耐えられるか心配ですね。
更に・・・
今の日本の住宅では半数以上が「既存不適格住宅」と言われています・・・
既存不適格住宅とは???
現在の建築基準法では耐震強度の問題は厳密になり
大規模な地震でも耐えられる構造となっていますが・・・
昔の住宅(特に1981年以前)の住宅は
現在の建築基準法の改正前の構造なので
大規模な地震に耐えられません。
実際に・・・新潟の中越地震の時に被災地を見に行ったら・・・
倒壊している建物のほとんどが古い建物で
新しい建物はほとんど無傷に近かったです。
ということで、今現在政府の方針としても
耐震補強のリフォームを進めています。
今回は増築の物件ですが・・・
やはり、耐震強度を建築基準法に適合させなくてはいけません。
まずは、住宅の基礎の部分です。
ただ、知っていますか??
建物の基礎は主要構造部分ではないことを・・・
建築基準法では「構造耐力上主要な部分」とされています。
ということは、構造の耐久性や強度が重要になってきます。

鉄筋の写真
さらに重要な部分が鉄筋です。
耐震強度偽装の問題ではこの鉄筋の量が問題とされたのです。

鉄筋の継ぎ手
見るからに複雑な感じですよね。
しかし、これらは決まった間隔や太さなどで形成されています。
基本的な事項を紹介します・・・
鉄筋の継ぎ手部分は・・・
鉄筋の太さの40倍重ねないといけません。
この鉄筋の太さは10ミリなので40倍の400ミリの重なりがないといけませんね。

鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さ
鉄筋にコンクリートがどれくらいかぶっていなければならないということです。
これは場所によって異なりますが・・・
土に面する部分・・つまり湿気が多い可能性がある場所には
より多くの厚さのコンクリートを施工しなくてはなりません。

建物の外周部分
基礎の形状は「べた基礎」と言われる形状です。
構造耐力の大きな構造です。
そこで、鉄筋は決められた間隔で配置されなくてはいけません。
単に鉄筋を太くしたり、多くすることは逆に強度が下がることもあります。
コンクリートと鉄筋の量はバランスが一番大切なのです。
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Posted by CEO ATSUSHI at 10:58│Comments(0)
│新築・増改築