2015年08月19日

設備機器交換のタイミング~その他設備機器編~

設備機器交換のタイミング~その他設備機器編~


~キッチンに関して~

キッチンは比較的メンテナンスが難しい部分です。
使用頻度からトイレほどはメンテナンスをする部位は少ないものの
不具合を生じた時にはメンテナンスは専門的知識を要する部分が多いです。

設備機器交換のタイミング~その他設備機器編~

比較的簡単にメンテナンスできる事例

・水栓から水が垂れる
・収納部の扉・引出しの動きが悪い


これらのメンテナンスはパッキンを変えたり、部品を変えたり・調整をすることで解決ができます。

高度な作業及び交換の可能性があるメンテナンス事例

・水栓の動きが悪くなった
・お湯・水の切り替えができなくなった
・水量が出なくなってきた


これらのケースでは調整やフィルターなどの掃除で改善されるケースもありますが
それでも改善されない場合は内部の部品交換など高度な作業を伴います。
更には交換した方が結果的にコストがかからないケースもあります。
特に15年~20年程度使用しているものでは
総合的な判断で今後のメンテナンスを行うより、交換をした方が経済的であります。

・換気扇が動かない
・コンロの調子が悪い
・食洗器の調子が悪い
・オーブンの調子が悪い


これらのケースではシステム的な不具合が生じている可能性が高いので
メーカーによるメンテナンスが必要とされます。
これもまた、15年~20年程度使用しているものは、対応するメンテナンス部品が無い怖れや
今後の更なるメンテナンスの可能性を考えると交換した方が経済的です。

・サビ水が出てくる

このケースでは水栓の問題ではなく水道配管そのものの問題があります。
これを放置しておくと、水栓本体に錆がたまり不具合が生じたり
更には漏水をする恐れもあるので、配管自体を更新するメンテナンス工事が必要となってきます。

・排水の流れが悪い

このケースでは、配管詰まりが原因です。
排水口を掃除し、市販のパイプ洗浄剤でメンテナンスは行えます。
しかし、それでも改善されない場合は高圧配管洗浄など専門的な作業をしなければなりません。
未然に防ぐ方法は、排水に固形物や油を極力流さないようにしてください。

キッチンはその使用状況で不具合が多くなる部位でもあります。
現在のシステムキッチンではお手入れが楽な仕様が各メーカーから出されています。
従来のものと比べて格段に掃除はしやすくなっていますので
不具合を未然に防ぐ事が出来るようになります。
意匠的、機能的、収納力と含めシステムキッチンへ交換する際の検討事項としてください。


~浴室に関して~


水栓に関しては上記キッチンで述べたのと同じ内容とメンテナンス方法になります。
しかし、システムバスの水栓だと特殊なものもありますので、その場合はメーカーメンテナンス対応となります。

設備機器交換のタイミング~その他設備機器編~

浴室はタイル張りの在来浴室、システムバスのどちらの場合も1体となって施工されているのでメンテナンスが難しいです。

部分的なメンテナンスで解決できる不具合

・出入口の扉の動きが悪い

このケースの場合は調整、部品の交換でメンテナンス対応ができます。
しかし、10年以上前のものになると対応品がなくなっているケースがあるので交換工事が必要となる場合があります。

全体的に見直さなければならない不具合

・サビ水が出てくる、漏水の可能性がある。

このケースではユニットバスであれば専門的な作業は入りますが、比較的対応はしやすいですが、
在来浴室の場合、配管がコンクリート・ブロックに埋め込まれている可能性があるので対応は困難です。
配管を露出で直接水栓に接続するか、システムバスに交換するなどの対策が必要です。

・浴槽の塗装の剥がれ、割れや壁面・床のタイルの剥がれ、割れ

このケースでは部分的な補修はあまり意味を成しません。
最低でも浴槽全体、壁・床全体という単位で修繕工事が必要となります。
そのようなケースになった場合、修繕と言ってもかなりコストは上がりますのでシステムバスへの交換をお勧めします。

~その他設備機器~


・洗面化粧台
設備機器交換のタイミング~その他設備機器編~

こちらのメンテナンス内容はキッチンの内容に準じます。


・給湯器(ボイラー)

給湯器の不具合はシステム的な部分が多いのでメーカーメンテナンスとなる場合が多いです。

・リモコンが作動しない

このケースではリモコン本体の交換が必要となります。

・お湯が出ない、出が悪い、温度が上がらない

このケースもまた、メーカーのメンテナンスが必要となってきます。
また、10~15年使用しているものは今後のメンテナンスや近年、熱効率の良い省エネタイプの給湯器が
普及しているので、経済的に見ても交換をお勧めします。


この様に設備機器は消耗品であり、メンテナンスは不可欠であります。
早めのメンテナンスは機器の寿命を上げますが、対応年数というものも存在し
それに近い年数でのメンテナンスはかえってコストがかかる場合もあります。
メンテナンスと交換のタイミングは状況を見極めてご判断ください。
また、当社では不具合の生じた設備機器を調査致します。
お客様に的確なアドバイスをお伝え致しますので、まずはアールプランにご相談ください。

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Posted by CEO ATSUSHI at 18:29│Comments(0)リフォーム
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