2010年05月01日
安いものこそ高い買い物
安いものこそ高い買い物
買ったものは消耗品。
でも、それがどれくらい持つとかはものによって千差万別。
しかも、それがリフォームなどでは
どんなに安くても、結構な金額になります。
それが、1年や2年で消耗品・・・というわけにはいきません。

近年目立つ格安リフォームの裏側・・・
それはお客様の嘆きになり、我々は耳にします。
「安くてよかった」はその場だけの満足
「高かったけど良かった」は長年にわたる満足
価格を見ればピンからキリへとあるリフォーム。
でも、最低ラインの価格は決して無視してはいけません。
適正な相場こそが最低ラインなのです。
つまりは、それより価格が落ちること自体に問題があります。
落とす場所は、紛れもなく表面に見えない「技術面」というところが問題なのです。
将来的に不具合として現れ、末端の話になればそれは「欠陥」という事になります。
こういう事になると、結果的にやり直しなどの費用が発生し
安い買い物でも、トータル的に高くついてしまいます。
ここで、問題のキーワードを上げて見ます。
「~のようなデザイン」
この表現は、ぱっと見は確かに本物の様なデザインです。
しかし、問題は見た目だけにとらわれてしまっているところにあります。
これは、仕上げ材や家具などにある落とし穴です。
確かに最初の1~2年は同じ様に見えるかもしれませんが
その先からが本物との違いになります。
なんでも、「~のようなデザイン」のもととなる商品は
ブランドとして扱われる「歴史」があります。
それは、あらゆる角度からそれを追求しそれに至る経緯があり
当然、試作品としても失敗の歴史もあり
それを、乗り越えて今に至るものとなった経緯があります。
故に、それは長い年月その機能を失わないように作られているのです。
例えば・・・
ウィリアムモリスのカーテンに代表されるように高価なカーテン
新築して20年以上たったお客様の家のカーテンが当時ウィリアムモリスの生地のオーダーカーテンでした。
20年以上経過しているのに、同時のままの様な状態。
見た目に傷んでいる様子はありませでした。
一方、量販店で間に合わせて買ってきたお客様のカーテンは・・・
10年経たずに糸がほつれたり、色もかなりあせている様子・・・
「安かったからしょうがないですね。とりあえず間に合わせたものですから。」
と苦笑い。
結果的に、早い段階でカーテンの掛け替えを余儀なくされたケースです。

その他、家具などに関しても同様の事があります。
特にソファーやベッドなどは、その劣化の状況が現れるのに顕著な差があります。
何が違うのかというと・・・
「クッション性」です。
ベッドやソファーの歴史の深い欧米ではそれらの家具は使い捨てではありません。
つまりは、長い歴史と共に使い手に愛用される設定なのです。
逆にやはり量販店の安い商品はそれがなく
私自身も使用していたソファーやベッドは2年程度でクッション性がなくなってきました。
それだけ顕著に表れてくる事が
家具に対する意識と感覚の違いで変わるのです。
しかし、長く持つという事は買い替えを余儀なくされないので
結果的にはコストを抑える事ができるという事にもなります。
リフォームに関してはどうでしょう?
ケース1
外壁塗装についての事例・・・
私がお客様に対して提案をしてよく驚かれる事が
「塗装材ってこんなに種類があるんですか?」
意外な暗黙の場所で
確かに一般的な提案の種類の素材は存在するものの
それ以外の提案がなかったという事例です。
塗装材はその物によって、耐久性、色の劣化の度合いなど性能が事なります。
また、質感など提案すれば多くの物が存在します。
そして、一番の落とし穴は・・・
外壁塗装は単に家の色付けではなく防水性能を高めるというところです。
現実に現場調査をして気づく事は
前回のリフォームの際にやり残した部分です。
価格を落とすためならば確かにこういった部分を省けば落ちますが
外壁塗装の本来の目的からすればそういった部分こそリフォームをする意味があるのです。

雨樋の劣化、壁との取り合いの板金の劣化
シーリングの劣化、塗装をする前の素材の劣化
こういった部分は特に見落とされがちな部分です。
ひどい場合には劣化してあるものの上から塗装をしてごまかしてあるケースです。
価格を抑える事はこういうケースを誘発する可能性があります。
結果的に腐食部分は広がり、再度リフォームをする時には
広範囲を交換する場合に至る事があり高くコストが付くケースがあります。
このような補修の場所は確かに、塗装業者だけではなく多くの専門業種をいれないと
的確に直す事が困難な場所なので、コスト的には多少かさみますが
本来の目的を考えれば早めの対処が一番コストが抑えられる事です。
ケース2
水廻りのリフォームに関して
水廻りのリフォームに関しては、水廻り商品の価格は相場でおおよそ決まります。
逆にそれ以下のものは家具同様な事を生じるケースがあります。
些細な事ですが、「扉の開閉がうまくいかなくなった」
「表面材がはがれおちてきた」
これらの事は、製品価格の低いものでは十分に考えられる事です。
工事価格については、どこまでを汲み取っているかがポイントです。
水廻りのリフォームに関しては、多くの状況が想定されます。
以前あった事例としては・・・
リフォームを行った場所の構造材などがシロアリの被害を受けているにも関わらずそのまま放置されていた。
これは、前回のリフォーム業者が構造材の腐食場所を放置していたケースです。
アールプランでリフォームをした際に前回リフォームをした隣の部屋をリフォームしました。
そこで、床下の部分を見ると・・・
土台や柱がシロアリによる被害を受けていました。
しかし、そこからが落とし穴で・・・
すでにシロアリはいませんでした。
それは、シロアリの被害を受けて数年経過した状態との判断です。
現に、前回リフォームをした個所がその土台や柱を活用して工事をしていました。
現実、前回の工事でそれを取り除く事は十分に可能だと思われる工事内容でしたがそのままの状態にありました。
こういった部分は確かにコストがかさむという問題がありますがそれ以上に
工期の延長や工事内容の変更を伴う、緊急の工事なります。
それゆえに、見なかった事にしておくという事があるのかもしれません。
こういったケースはまれではありません。
家の構造上シロアリの被害を受けている可能性は事前に判断はできます。
そこを、施工費で見ているか、そうでないかは高い安いにつながりますが
こういったケースでは後に行う方がコスト的には高くついてしまいます。
それ以外にも・・・
電気配線を適切な回路設定をしていなかった。
設備配管を無理な経路でつないでいた。
適切な防水処理をしていなかった。
明らかに劣化しているものをそのまま使用していた。
これらの要因を放棄することは、コストを抑える事につながりますが
結果、後に工事をすることでコストが高くつきます。
このように、安くは結果高くになります。
適正な価格というものは決して高いものではありません。
そのわずかな違いが、問題を起こす要因になるのかもしれません。
安心リフォームのアールプラン
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買ったものは消耗品。
でも、それがどれくらい持つとかはものによって千差万別。
しかも、それがリフォームなどでは
どんなに安くても、結構な金額になります。
それが、1年や2年で消耗品・・・というわけにはいきません。

近年目立つ格安リフォームの裏側・・・
それはお客様の嘆きになり、我々は耳にします。
「安くてよかった」はその場だけの満足
「高かったけど良かった」は長年にわたる満足
価格を見ればピンからキリへとあるリフォーム。
でも、最低ラインの価格は決して無視してはいけません。
適正な相場こそが最低ラインなのです。
つまりは、それより価格が落ちること自体に問題があります。
落とす場所は、紛れもなく表面に見えない「技術面」というところが問題なのです。
将来的に不具合として現れ、末端の話になればそれは「欠陥」という事になります。
こういう事になると、結果的にやり直しなどの費用が発生し
安い買い物でも、トータル的に高くついてしまいます。
ここで、問題のキーワードを上げて見ます。
「~のようなデザイン」
この表現は、ぱっと見は確かに本物の様なデザインです。
しかし、問題は見た目だけにとらわれてしまっているところにあります。
これは、仕上げ材や家具などにある落とし穴です。
確かに最初の1~2年は同じ様に見えるかもしれませんが
その先からが本物との違いになります。
なんでも、「~のようなデザイン」のもととなる商品は
ブランドとして扱われる「歴史」があります。
それは、あらゆる角度からそれを追求しそれに至る経緯があり
当然、試作品としても失敗の歴史もあり
それを、乗り越えて今に至るものとなった経緯があります。
故に、それは長い年月その機能を失わないように作られているのです。
例えば・・・
ウィリアムモリスのカーテンに代表されるように高価なカーテン
新築して20年以上たったお客様の家のカーテンが当時ウィリアムモリスの生地のオーダーカーテンでした。
20年以上経過しているのに、同時のままの様な状態。
見た目に傷んでいる様子はありませでした。
一方、量販店で間に合わせて買ってきたお客様のカーテンは・・・
10年経たずに糸がほつれたり、色もかなりあせている様子・・・
「安かったからしょうがないですね。とりあえず間に合わせたものですから。」
と苦笑い。
結果的に、早い段階でカーテンの掛け替えを余儀なくされたケースです。

その他、家具などに関しても同様の事があります。
特にソファーやベッドなどは、その劣化の状況が現れるのに顕著な差があります。
何が違うのかというと・・・
「クッション性」です。
ベッドやソファーの歴史の深い欧米ではそれらの家具は使い捨てではありません。
つまりは、長い歴史と共に使い手に愛用される設定なのです。
逆にやはり量販店の安い商品はそれがなく
私自身も使用していたソファーやベッドは2年程度でクッション性がなくなってきました。
それだけ顕著に表れてくる事が
家具に対する意識と感覚の違いで変わるのです。
しかし、長く持つという事は買い替えを余儀なくされないので
結果的にはコストを抑える事ができるという事にもなります。
リフォームに関してはどうでしょう?
ケース1
外壁塗装についての事例・・・
私がお客様に対して提案をしてよく驚かれる事が
「塗装材ってこんなに種類があるんですか?」
意外な暗黙の場所で
確かに一般的な提案の種類の素材は存在するものの
それ以外の提案がなかったという事例です。
塗装材はその物によって、耐久性、色の劣化の度合いなど性能が事なります。
また、質感など提案すれば多くの物が存在します。
そして、一番の落とし穴は・・・
外壁塗装は単に家の色付けではなく防水性能を高めるというところです。
現実に現場調査をして気づく事は
前回のリフォームの際にやり残した部分です。
価格を落とすためならば確かにこういった部分を省けば落ちますが
外壁塗装の本来の目的からすればそういった部分こそリフォームをする意味があるのです。

雨樋の劣化、壁との取り合いの板金の劣化
シーリングの劣化、塗装をする前の素材の劣化
こういった部分は特に見落とされがちな部分です。
ひどい場合には劣化してあるものの上から塗装をしてごまかしてあるケースです。
価格を抑える事はこういうケースを誘発する可能性があります。
結果的に腐食部分は広がり、再度リフォームをする時には
広範囲を交換する場合に至る事があり高くコストが付くケースがあります。
このような補修の場所は確かに、塗装業者だけではなく多くの専門業種をいれないと
的確に直す事が困難な場所なので、コスト的には多少かさみますが
本来の目的を考えれば早めの対処が一番コストが抑えられる事です。
ケース2
水廻りのリフォームに関して
水廻りのリフォームに関しては、水廻り商品の価格は相場でおおよそ決まります。
逆にそれ以下のものは家具同様な事を生じるケースがあります。
些細な事ですが、「扉の開閉がうまくいかなくなった」
「表面材がはがれおちてきた」
これらの事は、製品価格の低いものでは十分に考えられる事です。
工事価格については、どこまでを汲み取っているかがポイントです。
水廻りのリフォームに関しては、多くの状況が想定されます。
以前あった事例としては・・・
リフォームを行った場所の構造材などがシロアリの被害を受けているにも関わらずそのまま放置されていた。
これは、前回のリフォーム業者が構造材の腐食場所を放置していたケースです。
アールプランでリフォームをした際に前回リフォームをした隣の部屋をリフォームしました。
そこで、床下の部分を見ると・・・
土台や柱がシロアリによる被害を受けていました。
しかし、そこからが落とし穴で・・・
すでにシロアリはいませんでした。
それは、シロアリの被害を受けて数年経過した状態との判断です。
現に、前回リフォームをした個所がその土台や柱を活用して工事をしていました。
現実、前回の工事でそれを取り除く事は十分に可能だと思われる工事内容でしたがそのままの状態にありました。
こういった部分は確かにコストがかさむという問題がありますがそれ以上に
工期の延長や工事内容の変更を伴う、緊急の工事なります。
それゆえに、見なかった事にしておくという事があるのかもしれません。
こういったケースはまれではありません。
家の構造上シロアリの被害を受けている可能性は事前に判断はできます。
そこを、施工費で見ているか、そうでないかは高い安いにつながりますが
こういったケースでは後に行う方がコスト的には高くついてしまいます。
それ以外にも・・・
電気配線を適切な回路設定をしていなかった。
設備配管を無理な経路でつないでいた。
適切な防水処理をしていなかった。
明らかに劣化しているものをそのまま使用していた。
これらの要因を放棄することは、コストを抑える事につながりますが
結果、後に工事をすることでコストが高くつきます。
このように、安くは結果高くになります。
適正な価格というものは決して高いものではありません。
そのわずかな違いが、問題を起こす要因になるのかもしれません。
安心リフォームのアールプラン
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Posted by CEO ATSUSHI at 17:02│Comments(0)
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