アールプラン日記・・・高崎のリノベーション専門店

近年住宅の高気密化に伴う問題が多くあります。

その一つにシックハウス症候群があります。

そもそもなぜ現代になって話題になり、昔はなかったのかというと・・・

昔の住宅は、風通しがよく、よく隙間風が寒かった記憶があります。

ポイントはそこですね。

風が通っていたので、有害な物質も室内にこもらなかったのです。

現代の住宅はその隙間風を嫌うばかりに、隙間のない工法になり、

結果、有害な物質や湿気が室内にこもり、健康に害をおよぼしてきているのです。

24時間換気や有害物質の規制など対策は講じているものの、

それがゼロになることはかなり難しいといえるでしょう。

わずかな物質が原因で子供がアレルギーを持つことは少なくないのです。

そのような子供たちの為に親は何を考えていかなければいけないかというと・・・

そのような健康の害のなかった時代を振り返ることです。

隙間風の多かった家の構造・・・

日本は多湿の為にわざと湿気がこもらないようにしていたのです。

湿気が及ぼす害は家の耐久性の低下のみならず、

カビなどを発生させて健康の害を及ぼします。

そこで、過去を振り返る・・・

昔の家の特徴・・・

１．隙間が多い構造
２．調湿材料を使用（壁に漆喰、天然木材など）

そこで、注目すべき点は・・・

調湿材料です。

湿気を吸う効果は天然の素材などに見らてます。

例えば今の壁紙などはほとんど湿気は吸いません。

ということは湿気がこもりやすいということですね。

カビなどや有害な物質の発生の原点は湿気にあるのです。

近年注目されている湿気を吸う材料がエコカラットです・・・

INAXの商品で内装に使われるタイルの一種です。


エコカラット施工例　エコカラットロック


エコカラット施工例　エコカラットブリック


エコカラット施工例　エコカラットドームボーダー

これらはすべて湿気を吸うタイルです。

これによって、室内はクリーンな環境になります。

特に湿気の発生する部屋に多く使用されます。

ダイニングキッチン、サニタリー、トイレなど。

シックハウス症候群を防ぐ一つの対策です。

小さな子どもや、アレルギーを持つ方は

このような有害な物質やカビなどに特に敏感なのです。

それらの対策はまず、

常にいる環境の改善なのです。

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